台風前に解体すべき?古い家の危険なサインとは

毎年やってくる台風シーズン。強い雨風に備えて、家のまわりを点検する方も多いですよね。
でも、もしその家が長年放置されていたり、かなり古い建物だったら…。
「うち、大丈夫かな?」とちょっと不安になることもあるかもしれません。

今回は、**台風前に解体を考えたほうがいい古い家の“危ないサイン”**について、わかりやすくまとめました。
もし思い当たることがあれば、早めに行動を考えてみましょう!

目次

こんな症状が出たら要注意!

1. 壁や柱に大きなヒビがある

外から見える壁や、室内の柱に「ぱっくり」大きなヒビが入っていませんか?
特に斜めに走るヒビや、日に日に広がっているヒビは要注意です。
建物が揺れるときに、ヒビが入った部分から崩れやすくなります。
例えば、築40年以上の木造住宅などでは、地震や風圧でダメージを受けたまま放置されているケースも多いんです。

2. 屋根材が剥がれかけている

瓦屋根がズレたり、トタン屋根がサビて穴があいている…。
そんな状態の屋根は、台風の強風で簡単に吹き飛ばされてしまうことがあります。
飛ばされた瓦が車や通行人に当たると大事故につながるので、本当に注意が必要です。

3. 家が全体的に傾いている

「なんとなく床が斜めかも?」と感じたら要注意。
家の傾きは目に見えにくいですが、放置すると台風や地震で一気に倒壊してしまう恐れも。
また、ドアや窓の立て付けが悪くなってきた場合も、家の歪みが進行しているサインです。

4. 雨漏りがひどい

天井に広がる黒ずみ、壁紙が浮いてくる…。
これらはすべて雨漏りの影響です。
雨水は家の内部に侵入すると、木材を腐らせたり、鉄骨部分をサビさせたりします。
結果として、家全体の耐久性を大きく下げてしまうのです。

5. シロアリ被害がある

シロアリに食べられた木材はスカスカ。
たとえば、床板を踏むと「ミシッ」と沈む感触がある場合、内部がボロボロになっているかもしれません。
一見きれいな家でも、シロアリ被害が進んでいると、わずかな揺れで倒壊リスクが一気に高まります。

台風シーズンに特に注意したいタイミング

日本の台風は、特に7月~10月に多く発生します。
この時期はただでさえ雨が多く、地盤も緩みやすい状態です。
そこに台風が直撃すると、古い家はあっという間に崩れる可能性があります。

できれば、梅雨入り前か夏本番前のタイミングで点検・対応を考えておくと安心ですね。

解体しなくても補強で済むケースもある!

「すぐに解体って、なんだかもったいないなあ…」と思う方もいるかもしれません。
実は、家の傷み具合によっては補強工事で対応できることもあります。

たとえば、

  • 小さなヒビなら、エポキシ樹脂で補修
  • ズレた屋根材は一部交換だけでOK
  • 軽度な傾きなら、基礎の補強工事で改善できる

など、ピンポイントで修理することで、まだまだ住み続けられる可能性があります。
また、家に思い入れがある場合、リフォームを併用して「生まれ変わらせる」選択肢もあります。

解体か補強か?判断のポイント

では、どんなときに「解体」を選び、どんなときに「補強」で済ませるべきなのでしょうか?

【解体を選ぶべきケース】

  • 築年数が50年以上
  • 土台や柱が腐っている
  • 台風や地震で倒壊リスクが高い
  • 空き家状態で今後使う予定がない

【補強を選べるケース】

  • 雨漏りやヒビの被害が軽度
  • 家の構造自体はしっかりしている
  • まだ住み続けたいという意向が強い

このあたりを専門家に診てもらい、客観的なアドバイスをもらうと失敗しにくいですよ。

「原状回復」とは?簡単に解説

ところで最近よく耳にする「原状回復」。
これは、建物を元のきれいな状態に戻す作業のことをいいます。
たとえば、賃貸住宅で退去時に壁紙を張り替えたり、傷んだ床を直すのも原状回復の一つです。

もし古い家でも、「解体はしたくないけどボロボロな状態をなんとかしたい」という場合、
原状回復工事を選ぶという選択肢もあります。
ただし、あくまで見た目を直す作業が中心なので、建物の強度が不安な場合は注意が必要です。

まとめ:早めの判断が自分と周りを守るカギ!

古い家にこんなサインが見られたら、台風が来る前に「どうするか」しっかり考えることが大切です。
小さな不安も放置せず、プロに見てもらうだけでも大きな安心につながりますよ。

「解体するか」「補強で済ますか」迷ったときは、焦らず専門家に相談しましょう!

福山市で家の解体をするか原状回復するか悩んだら、
解体工事専門店.Renoに一度ご相談にきてくださいね。
経験豊富なスタッフが、あなたのお家にぴったりの方法をご提案します!

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