「福山市にある家のブロック塀が古くなって、倒壊の危険がある」「駐車場を広げたいから外構の一部だけを撤去したい」
家全体を解体する予定はないけれど、ブロック塀や庭の一部、カーポートなど、**外構のみを撤去(部分解体)**したいというニーズは少なくありません。
しかし、家屋の解体とは異なり、「部分解体だけ頼んでも良いのだろうか?」「費用はどれくらいかかるのだろう?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
ご安心ください。福山市の解体業者でも、ブロック塀や外構のみの部分解体は可能です。
この記事では、福山市でブロック塀や外構の撤去をご検討されている方へ向けて、部分解体の費用相場、工事のメリット・注意点、そして後悔しない業者選びのポイントまで、詳しく解説します。
1. 部分解体とは?ブロック塀や外構撤去の基礎知識

部分解体の定義
部分解体とは、家屋全体を取り壊す「全解体」に対し、敷地内の特定の構造物や建物の一部のみを撤去する工事を指します。
ブロック塀・外構撤去は、この部分解体の最も一般的な事例の一つです。
外構撤去に含まれる主な構造物(福山市でよくある事例)
福山市内で部分解体の対象となる主な外構構造物には、以下のようなものがあります。
| 構造物 | 特徴と撤去の理由 |
| ブロック塀 | 経年劣化によるひび割れ、傾き、倒壊の危険性(特に地震・台風対策)。 |
| フェンス・垣根 | プライバシー保護の変更、老朽化、隣地との境界問題。 |
| 土間コンクリート | 駐車場拡張、庭のリフォーム(芝生・砂利へ変更)のため。 |
| カーポート | 支柱のサビ、屋根の破損、より大型の車への買い替え。 |
| 生垣・樹木 | 害虫、手入れの負担、日当たり確保。 |
| 物置・プレハブ | 老朽化、不要品の処分、敷地の有効活用。 |
| 擁壁 | 構造的な問題(ひび割れ・膨らみ)による再構築。 |
これらのうち、特にブロック塀は、2018年の大阪北部地震以降、安全性の観点から撤去や軽量フェンスへの交換を検討する方が増えています。
2. ブロック塀・外構撤去の費用相場(福山市の場合)

部分解体の費用は、撤去するものの種類、量、構造、および作業の難易度によって大きく変動します。
ここでは、福山市で一般的なブロック塀と主要な外構構造物の撤去費用の目安を解説します。
ブロック塀の撤去費用相場
ブロック塀の撤去費用は、1平方メートル(㎡)あたりで計算されるのが一般的です。
| 構造 | 撤去費用相場(㎡あたり) | 特記事項 |
| ブロック塀 | 5,000円〜15,000円 | ブロックの厚さ(積まれた段数)、基礎の深さによって変動。 |
| フェンス | 1,500円〜3,000円 | ブロック塀と一体化している場合は追加費用が発生。 |
| コンクリート塀 | 15,000円〜30,000円 | 鉄筋コンクリート造(RC)は非常に固く、費用が高くなる。 |
【費用の具体例】
高さ1.2m、長さ10m(面積12㎡)の一般的なブロック塀を撤去する場合: 12㎡×(5,000円∼15,000円/㎡)=∗∗60,000円∼180,000円∗∗
その他の外構構造物の撤去費用相場
| 構造物 | 撤去費用相場(㎡または一式) | 注意点 |
| 土間コンクリート | 4,000円〜10,000円/㎡ | 鉄筋の有無や厚さ(駐車場の場合は厚い)で費用が異なる。 |
| カーポート | 30,000円〜80,000円/一式 | サイズ(1台用/2台用)、柱の数、基礎の構造で変動。 |
| 庭木の伐採・抜根 | 10,000円〜50,000円/本 | 樹木の高さ、幹の太さ、根の深さによって大きく変動。 |
| 物置 | 10,000円〜50,000円/一式 | サイズ、中の残置物(処分費)、解体方法(手作業/重機)で変動。 |
費用に含まれる主な内訳
見積もり書には、主に以下の項目が含まれます。
- 解体・撤去費用:対象物を壊す作業費用。
- 廃棄物運搬・処分費用:撤去したコンクリートガラや瓦礫(がれき)を処分場へ運ぶ費用(リサイクル法に基づき適切に処理されます)。
- 重機回送費:重機を使用する場合、現場への運搬費用。
- 養生・安全対策費:粉塵や騒音を防ぐためのシート設置、交通誘導員の人件費など。
- 整地費用:撤去後の地面を平らにする費用(必要な場合)。
3. 部分解体で注意すべき3つのポイント

注意点1:隣地境界線と越境物の確認
ブロック塀やフェンスの撤去で最もトラブルになりやすいのが、隣地との境界線です。
- 境界線の確認:撤去したい構造物が自分の敷地内にあるのか、隣地との共有物なのかを、登記簿や測量図で事前に確認しましょう。
- 共有物の場合は合意が必要:もし隣地との共有物であった場合、必ず隣人の承諾を得てから工事を行う必要があります。勝手に撤去すると、後に損害賠償問題に発展する可能性があります。
- 越境物:隣の家の木や構造物の一部が自分の敷地に越境していないかも確認しましょう。
注意点2:地中埋設物のリスク
土間コンクリートを撤去する際や、ブロック塀の基礎を撤去する際に、予期せぬ地中埋設物が見つかることがあります。
- 予期せぬ産業廃棄物:昔の生活ゴミ、古い建物の基礎の残骸、浄化槽の残渣などが見つかると、追加の撤去費用が発生します。
- 費用に関する事前確認:見積もりの段階で、「地中埋設物が見つかった場合の費用負担」について、業者と明確に取り決めをしておきましょう。
注意点3:騒音・振動への対策と近隣挨拶
ブロック塀やコンクリートの解体には、重機による破砕作業や電動工具の使用が伴い、必ず騒音と振動が発生します。
- 近隣への配慮:工事開始前に、解体業者が主体となって近隣住民への丁寧な挨拶回りを行うことが、トラブルを未然に防ぐ最も重要なステップです。
- 作業時間:福山市内の住宅地では、作業時間や曜日に関する配慮も必要となります。
4. 知っておきたい!ブロック塀の撤去・改修に対する補助金(福山市)

安全なまちづくりを推進するため、多くの自治体では危険なブロック塀の撤去や改修に対して補助金制度を設けています。
福山市でも、地震や災害対策の一環として、危険なブロック塀の撤去費用を補助する制度が設けられている場合があります。
補助金の名称や内容は年度によって変更されるため、**最新の情報は必ず福山市役所の窓口(建築指導課など)**へお問い合わせください。
- 補助の対象:一定の高さ(1.2m以上など)や構造基準を満たさない危険なブロック塀が対象となることが一般的です。
- 補助金額:撤去費用の一部(例:費用の2/3、または除却15万円・建替30万円)が補助されます。
補助金制度は、工事着工前に申請・決定を受けることが条件となっているケースがほとんどです。工事を依頼する前に、必ず業者に相談し、申請手続きを進めましょう。
5. 福山市で信頼できる部分解体業者を選ぶポイント

部分解体は、全解体に比べて工事規模が小さいからこそ、丁寧さと専門性が求められます。
ポイント1:部分解体の実績が豊富か
- 専門的な知識:構造物の一部だけを壊すには、残す建物や構造物に影響を与えない専門的な技術が必要です。ブロック塀や外構の部分解体実績が豊富な業者を選びましょう。
- 残す部分への配慮:既存の家屋や庭木など、残す部分を傷つけないように細心の注意を払うことができる業者かを見極めましょう。
ポイント2:廃棄物の適正処理ができるか
- コンクリートガラ(がれき類)やアスファルトは、産業廃棄物として適切に処理する必要があります。
- 産業廃棄物収集運搬許可など、必要な許可を持っている業者であることを確認しましょう。
ポイント3:見積もりの内訳が明確か
「ブロック塀撤去:一式」といった大雑把な見積もりではなく、「撤去費用:〇〇円/㎡」「運搬・処分費用:〇〇円/㎥」といったように、内訳が詳細かつ明確である業者を選びましょう。これにより、不当な追加請求を防ぐことができます。
福山市でのブロック塀・外構撤去は「解体工事専門店.Reno」へご相談ください!

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私たちは、単に壊すだけでなく、お客様の**「なぜ撤去したいのか」という目的と、「隣人との関係」**などの周辺状況を深く理解し、最適な解体計画をご提案いたします。
**「危ないブロック塀だけ撤去したい」「駐車場を広げたいから土間コンクリートだけ壊してほしい」**など、小さな部分解体工事から、責任をもって迅速かつ安全に対応いたします。
境界線問題の確認、近隣への丁寧な挨拶、そして福山市の補助金制度に関する情報提供まで、トータルサポートをお約束いたします。
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