庭木・庭石の処分:建物本体より実は厄介な「庭」の片付け費用と供養について

「建物を壊して更地にすれば、土地はすぐに売れる」……実はこれ、大きな勘違いかもしれません。

広島県福山市内でも、古くからの立派な邸宅や空き家の解体相談が増えていますが、そこで多くの人が直面するのが「庭」の処分の難しさです。
長年家族を見守ってきた庭木や、どっしりと構えた庭石。
これらは、いざ処分しようとすると、建物本体の解体よりも手間がかかり、時には予想外に費用が跳ね上がる「厄介者」に変わってしまうことがあります。

この記事では、福山市での解体事情を踏まえ、庭の片付けに関する費用や供養の重要性について、専門用語を噛み砕いて徹底解説します。

目次

1. なぜ「庭」の処分は建物より厄介なのか?

家を建てるのは大変ですが、実は「更地(さらち)」に戻すのはもっと大変です。
特に福山市のような歴史ある街並みでは、隣地との距離が近いケースも多く、庭の片付けが建物の解体以上に難航することがあります。

理由①:重機が入りにくい「狭さ」

建物は道路に面していることが多いですが、庭は家の裏手や奥まった場所にあるのが一般的です。
大きなトラックやクレーン車が入らない場所にある庭石を動かすには、職人の手作業や特殊な小型重機が必要になり、その分工賃が上がります。

理由②:処分費用の計算が複雑

建物の解体は「坪単価」である程度の目安が立ちますが、庭木は「高さや太さ」、庭石は「重さ」で料金が決まります。

中訳:坪単価(つぼたんか) 1坪(約3.3平方メートル)あたりの建築や解体にかかる費用のこと。

理由③:地中に隠れた「埋設物」のリスク

実は、昔の工事で庭石やコンクリートガラが地中に埋められているケースがあります。
これらは掘り起こしてみないと正確な量がわからず、後から追加費用が発生する原因になります。

2. 庭木の処分:成長した分だけ「コスト」がかかる

「木を1本切るだけなら数千円でしょ?」と思われがちですが、現実はそう甘くありません。
福山市の気候は温暖で植物が育ちやすいため、放置された空き家の庭木が巨大化しているケースも目立ちます。

庭木の処分にかかる費用の目安

庭木の処分費用は、大きく分けて「伐採(ばっさい)」「抜根(ばっこん)」の2段階に分かれます。

  • 伐採(ばっさい): 地上の幹を切り倒すこと。
    • 3m未満:約3,000円〜5,000円
    • 3〜5m:約10,000円〜20,000円
    • 5m以上:数万円〜(クレーン車が必要な場合)
  • 抜根(ばっこん): 地中の根っこを掘り起こすこと。
    • 幹の太さによりますが、伐採費用の1.5倍〜2倍程度かかるのが一般的です。

中訳:抜根(ばっこん) 樹木を切り倒した後、土の中に残った根を完全に取り除く作業。これをしないと、後に駐車場にしたり新しい家を建てたりする際に地盤が不安定になります。

枝葉の処分代も忘れずに

木を倒した後の「ゴミ(産業廃棄物)」をトラックで運び出す費用(運搬費)と、それを処理場に持ち込む費用(処分費)が別途かかります。大きな木1本で、最終的に5万円〜10万円かかることも珍しくありません。

3. 庭石の処分:最大の難敵は「重さ」と「処理ルート」

庭の片付けにおいて、最も見積もりを狂わせるのが「庭石」です。

石の処分は「重さ」がすべて

石の処分費用は、基本的に「1kgあたり◯◯円」という計算になります。
一般的な相場は、1kgあたり30円〜50円程度。 「そんなもんか」と思うかもしれませんが、庭にある大きな景石(けいせき)は、見た目以上に重いのです。

  • 直径50cm程度の石:約100kg 〜 150kg
  • 大人が座れる程度の石:500kg以上
  • 立派な庭園にある石:1トンを超えることも!

1トンの石を処分しようとすると、処分費だけで3万円〜5万円。
そこに「重機代」と「運搬費」が加わるため、石1つで10万円を超える見積もりが出ることもあります。

庭石は「買い取り」してもらえる?

残念ながら、現代では庭石の買い取りはほとんど行われていません。
昔は高価だった銘石(めいせき)も、今は「処分に困る負の遺産」として扱われることが多く、むしろ引き取ってもらうためにお金を払うのが通例です。

4. 精神的なハードル:お清めと供養の重要性

日本には古来より「万物に神が宿る」という八百万の神の考え方があります。
特に福山市周辺でも、長く庭に鎮座した石や、何十年も家を見守ってきた木を処分する際、多くの人が「バチが当たるのではないか」と不安を感じます。

樹木・庭石の供養(お祓い)とは

工事を始める前に、神社やお寺の方を呼んでお祈りをしてもらうことを指します。

  • 樹木の場合: 「命を絶つことへの感謝と謝罪」を伝え、魂を抜きます。
  • 庭石の場合: 「石に宿る念を抜く」という意味合いで行われます。

簡易的なお清めの方法(自分で行う場合)

どうしても神職を呼ぶ予算がない場合は、自分で心を込めてお清めをすることも一つの方法です。

  1. 木の根元や石の四隅に、「お酒」「お塩」をまく。
  2. 「これまで家を守ってくれてありがとうございました」と感謝の言葉を伝える。
  3. 安全に作業が終わるよう祈る。

これは単なる迷信ではなく、これから作業をする業者さんの安全意識を高め、施主(せしゅ)であるあなたの心を整理する大切な儀式でもあります。

中訳:施主(せしゅ) 工事や供養を依頼する当事者、つまり家の持ち主(あなた)のこと。

5. 福山市で解体費用を安く抑えるための3つの秘訣

福山市で庭を含めた解体工事を検討しているなら、以下のポイントを必ずチェックしましょう。

① 建物解体とセットで一括依頼する

庭木だけを植木屋さんに、建物を解体業者さんに……とバラバラに頼むと、それぞれの運搬費がかさみます。
解体工事の専門業者に一括で依頼することで、大型重機を効率よく使い、トータルコストを大幅に下げられる可能性があります。

② 福山市の補助金制度を確認する

福山市では、老朽化した空き家の解体に対して補助金が出るケースがあります(条件あり)。
庭の片付け単体では難しいですが、建物全体の解体を検討している場合は、事前に市役所や専門業者に相談しましょう。

③ 適切な「処分ルート」を持つ業者を選ぶ

石や木の処分費用が高いのは、その後の「捨て場」の料金が高いからです。
自社で処分ルートを確保している業者や、地域に根ざした業者を選ぶことが、安価で確実な工事への近道です。

6. まとめ:後悔しない「庭じまい」のために

庭の片付けは、単なる作業ではなく、その土地の歴史を整理し、未来へつなぐ大切なプロセスです。

  • 費用面: 木は高さ、石は重さで決まる。建物解体より「手間」がかかることを理解しておく。
  • 心理面: お清めや供養を行うことで、気持ちよく次の一歩を踏み出せる。
  • 地域性: 福山市の特性(道幅や処分ルール)を熟知した業者に相談する。

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